日本の人口は2004年に1億2千800万人のピークを迎え、今は1億2千400万人。今後の予想は、2030年1億1千500万人、2050年9千500万人、2100年4千500万人(約今の1/3)。2100年は先の話に見えるが、今日生まれた人が後期高齢者になっている時で、そんな先の話ではない。この予測は、中心値の話で今までもそうだが、実際はもっと人口は減る、しかも全国平均の話で、地方ではもうすでに住人のライフライン(病院、給油所、食料品店、移動手段、など)が立ち行かないところもある。
今の選挙、候補者は、「今日」の「私」に影響する事しか訴えない、10年50年100年先、私と家族の将来について話せない。ある意味、民主主義の欠陥で、日本に限った話ではないが、「失われた30年」を彷徨う日本が、「失うものも無くなる30年」に向かっているような危機感を感じる。